胃がんの心得と撃退法

胃がんの再発

再発時の治療法

再発が見つかった時、さらなる切除が可能なら手術を行います。がんが小さく、他の臓器や組織への再発がなければ、治癒を目的とした手術を行います。

胃や大腸に再発したがんが大きくなって、食べ物の通過を妨害している時や、がんからの出血のために貧血になっているときは、症状を和らげるための手術が行われます。そのための手術には、胃と腸を直接つないで食べ物の通り道を作る『バイパス手術(胃腸吻合手術)』や、姑息切除 可能な範囲でさらにがんを切除する『姑息手術』があります。

バイパス手術や姑息手術のことを『緩和手術』といいます。症状をやわらげるために行われる手術には、他に『減量手術』というものがあります。腫瘍を少なくして、症状が出るのを遅らせるものです。これらの手術で症状が緩和される確率は、50%ほどといわれています。

胃がんの転移形式として最も多い腹膜播種性転移の治療は、化学療法が主体となります。腹膜播種性転移が生じると、腹水がたまったり、がん性腹膜炎が起こったりします。

治癒は困難ですが、抗がん剤TS-1に症状の悪化を抑えることが可能です。それでも腹水がたまる場合には、おなかに針を刺して腹水を抜きます。骨転移の時は、放射線を照射することによって主症状である痛みを緩和することができます。最近、放射性物質を含む注射薬が開発され使用されるようになって来ています。

胃がんではあまり起こりませんが、脳転移が発生するケースもあります。この場合は、ガンマナイフという放射線のビームを用いた治療を行います。

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