胃がんの心得と撃退法

胃がんに関する医療制度

がん診療連携拠点病院

近年では、がん治療は1つの病院で行うものではなく、地域全体で取り組むものへと変化していっています。がん医療が進歩し、検査・治療に必要な機器類や技術を1つの病院で整備することが難しくなったことがその理由です。

そのための仕組みが、『がん診療連携拠点病院』です。指定された拠点病院を中心に、地域の病院や診療所がネットワークを作り、医療連携の体制を整えてがん患者の治療に当たります。

また、がんの予防対策、がん検診の普及、地域の医療レベルを上げるための教育、在宅医療の質向上や推進など、その活動は多岐にわたります。拠点病院は、全国どの都道府県にも存在し、現在都道府県がん拠点病院47施設、地域がん拠点病院330施設の、計377施設が指定されています。

その他の活動に『地域連携クリティカルパス』の整備があります。クリティカルパスとは、治療計画表のことです。患者さんは治療をしたA病院から定期健診を受けるB病院に紹介される時、クリティカルパスとともに、病状や治療内容、治療方針などが記された『診療情報提供書』を持っていきます。

これにより、違う病院でも同じ治療方針、同じ医療レベルで診療が行えるようになります。また、『がん登録』によりデータベースを作成し、将来のがん対策に役立てる活動も行っています。

以前はがんが発見されると、その病院で治療を受け、退院後の定期健診も再発時の治療も全て同じ場所で行うのが普通でした。がん診療連携拠点病院という制度が出来たことによって、かなり自由度が向上したといえるでしょう。

スポンサードリンク

Copyright (C) 胃がんの心得と撃退法 All Rights Reserved