
そもそも、胃がんの原因とは何でしょうか?胃がんは、胃の壁の一番内腔側にある粘膜に発生します。
例えば、胃がんの一因としてよく知られているピロリ菌に感染すると、その胃の粘膜に慢性の炎症が生じます。これを慢性胃炎といいます。炎症がさらに進むと、慢性萎縮性胃炎となり、胃がんのリスクが高まります。
塩分の多い食事や、カップめんなどインスタント食品のとりすぎ、強いお酒、喫煙、肥満なども胃がんの危険因子といわれています。ごくまれに、遺伝する胃がんも見られますが、遺伝を除いたとしても、家族だと食の好みや胃の粘膜の状態が似たり、ピロリ菌が家族内で感染したりする可能性がかなり高くなります。
つまり、胃がんの原因を共有することになるわけです。その結果、家族内で何人も胃がん患者が発生することがあります。煙草やお酒はがんの発生と密接な関係があることは、だいぶ前から指摘されています。喫煙者が胃がんになるリスクは非喫煙者の1.6倍であり、特にピロリ菌に感染している人の場合、喫煙によるリスクは11倍に跳ね上がります。
野菜や果物の不足、高血糖や糖尿病、肥満なども、胃がんの発生に大きく関わっています。その他には、食品添加物、大気汚染、ストレス、ウィルスなどの要因が挙げられます。
また一説では、がんは「老化現象」の一つとも言われています。がんは遺伝子コピーの異常が蓄積した結果起こる病気なのですから、年を取れば取るほど、胃がんのリスクは高まることは確かです。
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